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初期型 Nikon F ボディーの改造

Fhotomic FTn ファインダーを装着するためのボディー改造と銘板の作成

  富士山マーク 初期型 Nikon F  
 

下の写真は、シャッターボタンの前に富士山マークが刻まれた初期型のニコンFであるが、このボディーは、フォトミック・ファインダーを装着することができない。アイレベル・ファインダーの精悍さに比べるとフォトミック・ファインダー、特に初期のものは不細工の感がぬぐえない。そこで、本体を改造した。写真は、改造終了後のものである。

 

 

FTnファインダーを装着できるようにするためには、まず銘板を作成しなければならない。初期型のFの銘板は、左右の幅が広く、ファインダーのフックがかからないのである。銘板自体を削ってしまえば、話は早いのだが、やはりオリジナルの”顔”は、残しておこうということになって、銘板自体を同じ厚さのアルミニウムの板から切り出し、同じ寸法に整形し、ビス穴を正確に開けて作成した。この銘板は二作目で、工作精度がきびしいので、一度は失敗している。下は、新規に作成したプレートがとりつけられたところ。左上がオリジナルのプレートである。

 
 
 
  次の改造は、本体側のファインダー・ハウジング部分である。初期の本体では、下の写真のように接眼側が、出っ張っており、これがFTnファインダーと干渉して、ファインダーが装着できない。よってこの出っ張り部分を切削してやる。  
 
 
  切削直後の写真である。このあと研磨して、黒く塗装をすれば、作業は完成である。銘板を製作するよりもはるかに容易な作業だ。これでまた、自分流のこだわりニコンFが一台生まれた。  
 
 
 
3/29/2006
 
     
   
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