とにかく高価なトランスだ。しかしおそらくはEMTのTSD-15やOFD-25をならそうと思えば、おそらくはもっとも相性のよいトランスのひとつだろう。UTC
A-11もなかなかに捨てがたい。A-11は、慄然と音楽の骨格を表現するのに対して、HS-1は音楽性に富む表現をする。と私は感じるのだがいかがなものだろう。比較的インピーダンスの高いカートリッジには、このトランスの600オーム・ポジションが白眉である。プリアンプに組み込んだり、トランスのピンにRCA端子やシールド線を直接はんだ付けして使ってきたが、申し訳けないのでケーシングをすることにした。下が出来上がりの状態である。黒いラベルは、ビンテージの古い時代のトライアッドだ。
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